2013年3月26日火曜日

開発スタッフブログ?アクションプログラマー

こんちは!

「閃乱カグラ -少女達の真影-」及び、
「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-」の
アクションプログラムとかを担当しました、古川 です。


「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明- 」ついに発売されましたね。
たくさんの人に楽しんでもらってうれしい限りです。

こだわった部分ですか?
そりゃーいっぱいこだわりました。

気持ちのいい吹っ飛びかた、吹っ飛ばされかた、
押したボタンが直感的に反応する操作感、
ボタンが反応しない時間は極力減らす、
追撃しやすい挙動、
毎回違う絵が映るようなカメラワーク、等々

それらのどれか一つでも、
あなたの感じた面白さに繋がっていたなら幸いです。


こだわった点のカメラワークですが、
一番苦労した点もカメラワークでした。

やっぱりキャラクターを立たせているゲームなので、
普通のアクションと比べて、キャラをアップに見せているんですよね。

自分はアクションゲームとして限界までアップにしたつもりっだったんですが、
それでも高木さんは「もっともっとアップにしてくれ」って言うんですもん(笑)

結果、
通常時はアップ気味に、
戦闘中は操作キャラの状態や周りの敵の状態から、
自動で周囲の状況を把握出来るようなアングルに移行させるよう頑張りました。



今回一番悔いに思っていることを書かせていただきますと、
雑魚キャラの操作モードを入れれなかったことですね。

カグラで出てくる雑魚キャラ達、実は彼女らも操作することができるんですよ!

隠密の鴉は空中からのキックが強い!地上で相手を打ち上げてから追撃も強い!
さらに飛翔乱舞まで使えるうえ、飛鳥たちと飛翔合閃まで繰り広げられるんです。




隠密の熊を使って
大勢の敵に向かって転がるのも爽快感あってオススメ。




傀儡で斑鳩とかと戦うと絶望ものです。
タックルを構えた時点で、すでに背後に回り込まれてるんですもん。




いっぱいあつまって、ザコレンジャー!


ちなみに熊だけ陰乱。さわると死ぬで。

個性的ながらも脇役に徹する、そんな彼女らが僕は大好きです。

もし次回があったなら、
空中でカキカキカキィーンとか
壁でサッサッサーとか
ドーンと空に上げてガッババーンな感じで行きましょうね。    

古川 大空


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いつももっともっと!と欲しがるにゅうにゅうです。

アクションゲームは特にプログラマさんに遊び心が無いと触って楽しいゲームになりません。

「仕様書に書いてない事は作りません」
なんて話は良くあり、よく聞きますが、まぁ大概ダメなゲームになります。
(だってアクション仕様を全部書類化出来るわけないじゃん!机上の空論なんだからトライアンドエラーさせろよ!)※元プランナー談

古川さんのように色々とアイデアを(勝手に)載っけてくれるプログラマは非常にチームの要になるのです。
それを見たプランナー陣も燃えるだろうし!!!

そして俺もここぞとばかりに「そこをもっとドーン!と行ってバキーン!空中からのガガガッが超気持いいいじゃん!」なんて言ってみるのです。


ではでは!!!

企画・原作・爆乳プロデューサー 
高木 謙一郎